11月27日(日)に青葉シンボルロードにて開催する「第4回静岡わいわいワールドフェア」。イベントの広報を兼ねて今年も実施した事前ワークショップでは、地元の高校生たちが出店者のインタビュー記事を作ることに挑戦してくれました。高校生たちの成果を、このWebサイトで順次公開していきます。(ワークショップの様子や掲載予定についてなど、詳細はこちら)
職×食で日本と世界の架け橋に 〜リトルワールド〜

今回お話を伺ったのは、ベトナム人のゴー ゲエン ゴック トラムさん。愛称はチャムさんです。現在、(一財)静岡市国際交流協会で相談員として、外国の方の悩み相談に対応しています。
チャムさんは、相手が聞いて嬉しくなるような言葉を使うことを意識していて、「ごめんね」の代わりに「ありがとう」、「大丈夫?」と聞く代わりに「どうしたの?」と聞き、話しやすいような雰囲気を作っています。インタビュー中も、言葉の1つ1つに、チャムさんの優しさと温かさが感じられました。また、笑顔で話すことも大切にしていて、マスクで口元が見えないような時でも、常に笑顔でいることを心がけているそうです。笑顔で、話しやすい雰囲気を作り、相談をしにやってくる方々の不安をやわらげます。
チャムさんは、料理も得意でベトナム料理をよく作ります。ベトナム料理を日本人にも食べてもらい、食からベトナムに興味を持って親しんでもらいたいと話してくださいました。今回の静岡ワールドフェアではベトナム文化の紹介を行いますテントの中ではベトナムの雰囲気を存分に味わうことができます!静岡でベトナムの雰囲気を感じに、是非お越しください!

韓国料理屋 「韓旅」キム店主の韓国料理へのこだわり 〜世界の屋台料理〜

「韓旅」はキム・キワンさんが経営する小さな韓国料理店だ。はじめ、キムさんは日本語がわからないまま、韓国から料理人を雇っていたため大変な部分も多くあったそう。そのうちキムさん自身が料理を手がけるようになった。キムさんは化学調味料を使わず、野菜などを煮込んで調味料を作り、自然な味を研究してきた。独自のこだわりを持ち、料理と向き合ってきたため、誰にも真似できない味を作り出されている。そのため、多くの常連客が韓国本場の味を求めて来店しており、「韓旅」は知る人ぞ知る名店となった。高くても美味しいものを食べてほしいという思いから、トウガラシは韓国産の天日干しのものを取り寄せている。そのため自家製キムチは常に多くの注文が入る人気ぶりだ。
静岡わいわいワールドフェアでは、スンドゥブ、チーズボール、チーズホットクを提供する予定だそう。キムさんが語る韓国料理の魅力は、健康的な料理であること、味がバラエティに富み飽きないこと、腹もちがよいことだ。料理を初めて食べる人たちにも「また食べたい」と思える機会にしたいそう。私も様々な世代の人たちが来てくれたら嬉しい。
静岡でハラルフード!?インドネシア出身 イト・スハルトさん 〜世界の屋台料理〜

見たことのない食品が沢山並ぶ、レストラン兼小売店のキタハラルマート。ムスリム法に従うイスラム教徒の方が口にする、ハラルフードを扱うお店です。今回私は、お店を経営されている、インドネシア出身のイト・スハルトさんにインタビューをしてきました。
写真からも読み取れるように、店内にはパッケージに入ったカレー粉、伝統料理であるテンペ、イトさんの奥様手作りのお煎餅、そして食欲をそそられるインドネシアの料理などが沢山並んでいました。そんな素敵なお店を経営されているイトさんは、インドネシア人に限らず、イスラム教を信仰している方々の集いの場を作りたい、日本に在住されているインドネシア人と日本人の交流の場を作りたい、という思いで、お店の経営を一大決心したそう。
そんなイトさんは、今年の静岡わいわいワールドフェアに参加されるそうです。そこで、来場された方々に食品を提供することで、インドネシアのことをもっと知ってもらえたら嬉しい、と話していました。みなさんも、ぜひ今年のわいわいワールドフェアで、ハラルフードにチャレンジしてみてはいかがですか?

第4回静岡わいわいワールドフェア
日時
- 11月27日(日)
- 10:30 〜 15:30
- 雨天決行(荒天中止)
出店ブース
- ステージ企画
- リトルワールド
- 世界の屋台料理
- 民族衣装を着てみよう!
- 活動紹介コーナー
関連リンク