11月26日(日)に青葉シンボルロードにて開催する「第5回静岡わいわいワールドフェア」。イベントの広報を兼ねて今年も実施した事前ワークショップでは、地元の高校生たちが出店者のインタビュー記事を作ることに挑戦してくれました。高校生たちの成果を、このWebサイトで順次公開していきます。(ワークショップの様子や掲載予定についてなど、詳細は「こちら」)今回は、高校生が、静岡わいわいワールドフェアのステージ出演者のインドネシア人留学生グループを取材しました。
インドネシアの文化を日本に伝えたい

今日は、今年の静岡わいわいワールドフェアに参加してくれるインドネシアの方々4名に話を伺いました。
この4名は静岡英和学院大学に通う留学生で、1年生のディさん以外は観光について勉強しています(1年生のうちはまだ選択できないため)。静岡わいわいワールドフェアで披露してくれる伝統のダンスは、右2人の故郷であるインドネシアのスマトラに伝わるものです。なぜ、インドネシア全体の伝統のダンスでないかというと、インドネシアは多文化社会なので1つ1つの地域や島で文化も食べ物も言語も違ってくるからです。
この写真は、静岡わいわいワールドフェアで披露してくださる予定のダンスです。衣装もインドネシアの地域に伝わる伝統的なものです。下に置いてあるものは皿で、これで音を出したりしてダンスの一部とします。このダンスの難しいところを聞くと、「色々な動きやポーズがあって、それを覚えるのが大変」だと教えてくれました。たしかに、上の写真からわかるように皆違うポーズをしています。人に合わせてできるダンスではないので自分の動きをしっかり把握していないと浮きます。
最後に皆さんが静岡わいわいワールドフェアでダンスを踊ることで静岡や日本に伝えたいことを聞くと、「インドネシアの文化」と答えてくれました。大学で全員が観光について勉強しているのも納得できます。将来は日本に残り、日本の文化を勉強するとともにインドネシアの文化も広めていきたいと思っているそうです。

日本で母国の伝統を伝える!

静岡わいわいワールドフェアでインドネシアのスマトラの伝統舞踊を披露してくださるルマンテさん達に取材をしました。彼女達が披露してくださる伝統舞踊は美しい女の子が持ってきた美味しい食べ物を供物として、人々の神への感謝をするために作られました。そのため、お皿を持って赤い衣装で踊ります。
この伝統舞踊で一番難しいところは動き方だそうです。細かい手や足の動きをより綺麗にみせるためにたくさん練習するそうです。ルマンテさん達は日本に来てからこの舞踊を踊る機会がなかなかなく、この静岡わいわいワールドフェアで踊れるのがチャンスだと、とても楽しみにしていました。ぜひインドネシアの伝統舞踊を見に、静岡わいわいワールドフェアに来てください!
