静岡市国際交流協会は、毎年11月の最終日曜日に『静岡わいわいワールドフェア』(以下「フェア」)というイベントを開催しています。このイベントは、一般市民の方が運営委員となり、企画・運営を行っています。皆さん、どのようなきっかけで運営委員になったのでしょうか。今回は、3人の方にお話をお伺いしました。
静岡市国際交流協会は、毎年11月の最終日曜日に『静岡わいわいワールドフェア』(以下「フェア」)というイベントを開催しています。このイベントは、一般市民の方が運営委員となり、企画・運営を行っています。皆さん、どのようなきっかけで運営委員になったのでしょうか。今回は、3人の方にお話をお伺いしました。
ただ今、国際ことば学院日本語学校の2年生です。
昨年、フェアの当日ボランティアに参加して、様々な経験を積みました。その時は、日本語があまり上手に話せませんでした。どうしたら自分の日本語が上達するかと考え、今年のフェアの運営委員をやってみようと思いました。また、日本人と一緒に活動をし、フェアの中で責任のある役割を果たしてみたいと思ったこともきっかけの一つです。
様々な人たちに出会えたことです。年齢や文化の異なる人と知り合うことができ、とても嬉しかったです。
やはり私の日本語がまだまだ上手ではないことです。時々わからないことばが出てきて、困りました。また、日本の文化と母国の文化が違うためにしてしまった失敗もありました。しかし、それは私にとってとても意味のあるチャレンジであり、そこからたくさんのことを学ぶことができました。
皆さん、自分自身のために運営委員にチャレンジしてみましょう! 特に日本に住んでいる外国人の方にお勧めします。日本人と一緒に活動をしてみませんか?日本語が上達するチャンスですよ。
英会話講師をしており、子供達に英語を教えています。
ネットで英語を使ってのボランティアを検索していた時にフェアの事を知り楽しそうだなと思い軽い気持ちで応募しました。
月曜日夜にあった運営委員会で、差し入れのお菓子を頂きながらフェアについて計画や意見を出し合いました。自分と異なる業種の方々と交流ができたことが楽しかったです。そして当日は来場者の受付対応を行いました。大変でしたが、やりがいを感じました。休憩時間には各国の民族衣装を見たり、色んな国の言葉があるブースに行ってクイズをしたりとすごく楽しかったです。
大変だったと思う所は1つもありません。
人や社会のために何かしたい,役立ちたいと思った事はありますか?今回、私は初めて運営委員として参加しました。最初はすごく不安でしたが皆、優しく話かけてきてくれてすぐに不安は吹っ飛びました。新しい仲間ができ、同じ時間を共有し,最後まで一緒にやりきる事ができ、とても満足しています。そして前よりも少し自分に自信が持てる様になった気がします。ボランティアに興味がある方!国際交流,異文化に興味がある方!是非一度一緒にやってみませんか?
現在、静岡英和学院大学4年生です。人間社会学科で、英文学を学んでいます。
日本での留学生活は、ほぼ勉強とアルバイトで占められています。そんな中で、何か違うことをしてみたいと思い、運営委員にチャレンジしました。
新型コロナの影響で、フェアが開催できるかはずっと不確定だったので、準備をしていても、本当に開催できるのか何度も不安になりました。しかし、フェアの当日、来場者の楽しんでいる様子やマスク越しの笑顔を見て、最後まであきらめずに活動して本当に良かったと感じました。
他の運営委員と意見交換しながら準備しましたが、その際に、外国人として私の本当の気持ちを伝えることができたか心配になる時がありました。また、私は学生ですが、運営委員の中には、すでに社会人として働いている方もいたので、その中で迷惑をかけないように気を付けました。私自身、どこまでうまくできたかわかりませんが、最善を尽くしました。
フェアの運営委員会は、国籍や年齢に関係無く、きちんと話を聞いてくれる方が多いので、とても楽しい場所ですよ。私はそこで素敵な友人もでき、日本での留学生活がさらに充実したと感じています!